さいごに。

父方の祖母が亡くなった。

遠方に住んでいるためなかなか会うことができず、妊娠してからずっと会っていなかった。
子供も両両親の実家に泊まることができて、次は祖母に会いに行こう、と計画していたのはコロナの影響で延期になっていた。

私が祖母に会いたかったのはもちろん、子供も祖母に会わせられなかったのも悲しい。
一報を受けたときも真っ先に思ったのは「間に合わなかった」と言うことだった。

LINE通話で見せたことはあるし、両親が写真を送ってくれてて全く知らないまま、と言うことにはならなかっまのが幸いかな…

通夜や葬儀に参列するのは子供連れだと厳しい、と相談していたら通夜の前の日中に来れば、ゆっくり会えるし、負担が少ないのでは、とのことだったので日帰りで行ってきた。
早くから移動を開始して、子供は初めての新幹線。動きたがって大変になるかといろいろ持っていったが今回は大人しく椅子に座っていてくれて助かった。

到着して落ち着いた後、祖母と対面すると涙が止まらなかった。
もう会えないんだなぁ、もう作ってくれたお寿司食べられないんだなぁ、と思うと悲しいし、居間の奥のソファにいることもないんだなぁ、と改めて感じると寂しくなる。

3人でさいごのお別れをすることができて良かった。また行くときには、もっとゆっくり、みんなと祖母のことを話せるといいな。