がっこう××× ~もうひとつのがっこうぐらし!~
がっこうぐらし!はアニメを全話追いかけたレベル。
原作は一切読んでない。
公開当時に私のTLでがっこうぐらし!の映画がゾンビ映画として割とよくできているって言うのが「カメラを止めるな!」 とセットで語られることが多くてその時から気にはなってたけど観る機会もなく。
アマプラに入ったのでやっと観ることができました。
こちらは前哨戦のスピンオフ作品。
屋上菜園のキャベツで炎上したあれです。
映画もこのドラマも私は面白かったので、些細なことで炎上しちゃって勿体ない。(あのキャベツさえちゃんとしてれば…という意味。映画はちゃんとキャベツ植わってたし)
こちらのメインも4人。
放送部の梢、演劇部のゆかり、同級生同士(そして親友だった)璃子と真帆。
奇しくも4人。
本編の4人はちらっと出てくるけど物語には絡むことはなくて、めぐねえは保健の先生としてメイン4人に関わっている描写が多数。
このドラマが映画につながることもないから興味がなかったらスルーしちゃっても問題ないかな…
璃子と真帆は親友同士だったものの、依存気味の璃子を真帆が避けて(というか激しめにいじめていた)ものの、ゾンビに感染した真帆を璃子が受け止めて。
これはこれでお互いの重ためな2人の友情だったんだけど。
それよりも梢が私はドンピシャすぎた。
ゾンビが発生したときに親友を失った梢。(この2人がメインだと思ったのでびっくりした)
同じ部活の同級生を犠牲にして逃げ延びたゆかり。
めぐねえが待っている部屋めでゾンビたちを撃退しながら進んでいくと、それぞれ失った相手がゾンビとして立ちふさがって…
他の相手を食おうとする親友に対して手をひいて
「美咲はこっちでしょ」って美咲に笑いかけて食われることを受け入れた梢が、梢が…!
途轍もなくしんどくて、電車の中でため息が漏れたわ。
この4人の末路についてはわかってるのですごく悲しい、という感じではなかったけど、映画の中でゾンビ化してどこかさ迷っているのかな、と思ったら切なくなった。
きっとそうやって死んでいったことも忘れてしまっているから。
結構酷評されてるみたいだけど、私は梢のラストシーンの武田玲奈が好きだったので、観ておいて良かったです。