おっさんずラブ。

放映当時私のTLではだいぶ盛り上がっていた。その時はあまり自分には興味はあったけど、ピンと来なくてスルーしていた。
アマプラに入ったし、子供お世話中のお供にということでやっと観た。
当時から言われてるとは思うけど、「悪役のいない、観ていて安心できる」ドラマだった。この辺逃げ恥に通じるものがあるんじゃなかろーか。
いろんな立場の人が悩みながら、自分の幸せを掴もうとするドラマ。
 
春田のお人好しさ、鈍感さとそれに伴う発言が最初は好きになれなくて脱落しそうだった。
牧の告白を「何となく」受け入れて付き合い始めて「恥ずかしいから外で絡まないで」とか言っちゃったり。
それでも牧に最後「恥ずかしくないから」と伝えた辺りでちょっと見直した。
もうちょっと牧を受け入れるまでの何か描写があったら良いなぁとは思ったけど。

なのに部長のプロポーズをまた「何となく」で受け入れちゃうんだもんなぁ…
 
ちずも、牧も、部長もみんな春田のことを思って身を引こうとした。
春田、愛されすぎでしょ!
 
蝶子さんも部長のために離婚届けにハンコを押して部長の愛を後押しした。
マロが蝶子さんにアタックして、成功しちゃうのは予想外だったなぁ。
アホ枠かと思いきや、ちゃんと見るとこ見てるし、言うこと言う良いキャラクターだった。
 
最後に春田と牧の服の色が「紅白」でめでたくなってのが良かったね。
あのシーン、春田のことだから道路横断しちゃうんじゃないかと思ったけど流石にそれはなかった(笑)
(春田の白は部長との結婚式のタキシードの色だけどw)
 
エンディングが流れる中みんな新しい恋を見つけていくけど、何かしらの「違い」を感じさせるカップルたちなのかなーと。
春田&牧は「同性カップル
マロ&蝶子さんは「年の差カップル」
ちず&彼氏は「国際カップル」
まいまいと鉄平兄は…なんだろ?((
部長と武川さんは…あれはあの後アリなの?冗談なの?
 
まいまいの名言「好きになっちゃいけない人なんて、いないんじゃないかしら?」が良かったね…まいまい妙に鋭いし良いこと言うから侮れない存在。
 
おっさんずラブ、とは言えラブコメとして良いお話でした。
映画で続編もやるようだし、機会があれば観に行ってみたいねー。