水無月。

昨日は6/30。
夏越の祓、ということで毎年恒例の水無月を買ってきて夫と私の両親と食べた。
去年までは決まったところで買っていたけど、今年は引越&育児の都合で新しい自宅近くのお店で購入。
あまり作ってるところもない気がするので、買えるところがあって良かった。

水無月の存在を知ったのは「和菓子のアン」と言う小説。
和菓子を絡めた日常の謎モノで、続編も併せて好きな小説だ。
和菓子屋でバイトを始めた主人公のアンちゃんが序盤で出会う和菓子のひとつが水無月
水無月の由来を知り、和菓子のひとつひとつに物語があることを知る。

謎自体に直接関わるお菓子ではないけど、初めて読んだときに印象に残った。

それから水無月を食べ始め、和菓子全体に興味を持った。
それまではおはぎが好きとか、どら焼きをコンビニで買うとか、それくらいの和菓子好き度合いだったと思うけど、それからは上生菓子を買ったり、きれいな羊羹を買ったり。
今住んでいるところはおいしい和菓子屋さんが多いのでとても良い。

洋菓子ももちろん好きだけど、物語に溢れている和菓子は素敵だなぁと思う。

小説から和菓子へ。
興味の入口はどこにあるかわからないから、好きなものはたくさんあった方が良いなぁと改めて思う。